標高:1099.6m
登り:約3時間
難易度:★★★☆☆
※あくまでこのブログ主主観の、初心者向け日帰り登山としての難易度、キツさ、危険度などの総合的な評価です。
YMAP
滋賀県東近江と三重県いなべ市の境にある山。どちらかというと三重県の山で、滋賀県登山本とかにはあまり登場しない。が、それなりに有名らしい。(鈴鹿10座とか鈴鹿セブンマウンテンとか)
YMAPとかで調べてたらよさげだったのでちょっくら行ってみました。
調べてみると三重県側のトンネル出てちょい行った所に「宇賀峡キャンプ場」ってのがあり、そこからグルッと縦走するのがスタンダートなコースらしい。
けど、普通の人だと5時間とか6時間コースになるんで、もうちょい楽な方法は・・・と調べたら「石榑峠」という所まで車で行けるらしい。
が、なんというかコレ、伝説の酷道・・・だそうです。
国道421号線として2011年はじめ頃まで現役だったみたいですが、トンネル開通して一気に廃れ、三重県側の道は雨で崩落、現在は通行止め。
当然滋賀県側から侵入した(別に不法侵入ではないけどw)のですが
まー、昔懐かし峠道、という感じで。車一台分の幅しかない所が結構あり、ところどころにすれ違い用にちょっと広くなってるという・・・。
まぁ確かに、結構な道ではありますけど、峠道自体は・・・実家の地域には結構あったような。比治山峠とか・・・(超スーパーローカルネタ)(あそこは違う意味でヤバい)
話がホラーに傾くので割愛。
峠道は整備もされておらず、木の枝やらなんやら散乱しており、グイグイ走ると車が傷だらけになりそう。速度も出せないので10分くらいは登った気がする。
先に帰りのことを書いておくと、幸いに往路・復路ともにスレ違いはなかった。
峠の頂点?ここが終点。
コンクリブロックに(見えづらいけど)チェーンがはってあり、今は通れませんが
かつては「ココ」が道だった・・・コレが伝説の所以。幅2mちょい。普通車でギリギリ通れる、という。
このブロックの手前はちょっとだけ広くなっていて、頑張れば車5台ぐらいは止められそう。朝の9:00過ぎでしたが、1台だけ止まってました。
手前の避難帯に1台、広場?に1台。帰ってきたときには両方いなくなっていて、新たに2台止まってました。
という事は、この日は朝から昼過ぎまでで(自分含め)車5台、のみ。
うん、結構物好きがいるんですねw
さーて、登山が始まるまでの「前置き」が最も長くなりましたがw
石榑峠スタートの竜ヶ岳は、距離(時間)は大した事ありません。大した事はないのですが・・・
いきなり急登。&ザレ場。ま、ザレはすぐ終わりますけど。
でもって急登。
岩場&急登。ここはほとんど壁。
・・・ってーなのが、20分ぐらい続きます。一気に体力持ってかれます。
ちなみにコレは上の岩場の所から |
20~30分で少し開けたザレ場に。頂上が見えます。
・・・写真だとあんまわかりませんが、なんというか「近い」。
けど高い。つまり、それだけ急って事です。
ここから更に急な道を30分ぐらい登って「重ね岩」という所に出ます。あー、岩ですねー。ここは見晴らしがよろしいです。
重ね岩から見下ろした所。
峠道が見えますね。今の時代的には結構エゲつない道だ。。
三重県側の町並み。
で、ここからまた急登・・・30分。いやほんと、そんなのばっかりだなw
石榑峠からの登山道は、基本なんとゆーか川?沢?溝?みたいな。雨降ったらここを水が流れるんだろうなー的な所が道なのですが、ソレの左右どちらかの土手?的な所にも道がついてます。でもって、そっちの方が明らかに歩きやすい。
帰りにはわかりやすいかったのですが、初見の登りではわかんねーよ。。
若干吐きそうになりながらwなんとか登り切る。振り返ったらすげー急だな、コレ。
瞬間的に急な道はいっぱいありますが、約1時間30分の登りがほぼ全部急登ってw
ある意味、印象的な山です。
で、こっからはボーナスステージ。良い感じの稜線を10分ほど歩いて山頂・・・なんですが、なんか登り始めは晴れてたんですけどすっげー曇りに。。。
ってな事で山頂。 |
うーん、雲だらけだ |
休憩がてら早めのお昼。 |
ちなみに、大体11:00すぎかな? |
稜線 |
天気良ければ最高なんでしょうけどねー |
コレたぶん伊吹山 |
ちなみに途中に「大崩落」した箇所があり、迂回しないといけません。 |
くどいけど天気。。。 |
下りは、下り一辺倒。急な下りですけど距離がないので、案外すんなり下れます。
ザレ場、湿ってる所など、ちょいちょい滑りやすい所はありますが気をつけていれば大丈夫。滑って転んで、って事はなかったです。
ってか、ココではコケると命の危険がw
というぐらい、急です。
登り1時間30分強、下り1時間ってトコですね。