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2016年11月14日月曜日

初心者向け・カメラ設定と「こうやって撮影しろ!」の巻

写真はイメージです。ちなコレ、iPhoneのサイズ「スクエア」です。

まず、アホみたいな話ですが一眼レフでどうやって「撮影」するのか?ですが。
それは流石に、取説見てね?という事で盛大に割愛いたします。

とりあえず、撮影自体はできる、データの取り込みもできる。
けど、そこから先「より良い写真をどうやったら撮れるのか」。
極論言えば、そんなん知らんし、コンテスト出すとかでない限り、好きなように撮って自分が満足してたらそれでええやん?という事なんですが。

「自分が満足」、つまり「あんな風に撮りたい」「こんな風に撮りたい」を具体的にどうやって実現するのか?というのを、多角的に追いかけて見たいと思います。他者から評価される写真ってのは、自画自賛の延長線上にあると思うので現時点では気にする必要なし。


さて、「良い写真」を撮影するに当って幾つかのポイントがあります。

1)ロケーション
2)カメラ・レンズ
3)構図
4)カメラの設定

1)ロケーション
個人的には、コレで80%以上決まると思う。
いつ、どこで、何を撮影したのか。
星空撮影したいのに昼に撮影するバカはいないと思いますが、同じ夜でも「どこで」「何月に」「天気は」「何時ぐらいに」で全然条件が変わってきます。
室内で照明とかの機材がしっかりしていれば、そこら辺はあまりブレませんが、人物撮影の場合はモデルさんのバイオリズムによって微妙に変わります。化粧ノリとか。あとはカメラマンのキャラとか。
まぁ、タイミングの問題です。大半は運です。まずは、そういうモンだと理解しましょう。

2)カメラ・レンズ
「いつ」「どこで」「何を」撮影したいのか、によって理想を言えばカメラとレンズを選びたいところです。室内撮るのに望遠レンズはないでしょう、という感じで。主に、対象までの距離で考えましょう。

現地で交換できる環境や時間的な余裕があるならあるだけ持っていくのもアリですが・・・外の落ち着かない環境でレンズ交換するのはあんまりオススメできません。本体やレンズ内部にホコリなどの汚れが侵入して、取れなくなる事があるからです。(いつか、メンテ的な話を書くかもしれませんが)慣れないうちはレンズ交換は「基本外ではやらない」方向で。

他、機材も少ない方がイロイロとよろしいです。例えば花火とか、いろいろな機材を運ぶのも大変な苦労ですし、いざ始まったらなんやらかんやら、交換している暇はありません。
そういう意味では、24-300mmとかのいわゆる「便利ズーム」は非常に便利です。ま、カメラにハマればすぐに物足りなくなりますんで・・・悩ましいところですけど。

ワタシは、未だに装備悩みます。ハマる事もあれば失敗する事も多々あります。
「コレを撮る!」とロケーションや目的が決まっていればあまり悩みませんが、初めての場所やら目的が定まっていない場合は、ほとんどの場合上手くハマりません;

そういう場合は、大抵標準ズーム(24-70mm)一本で。対象外の焦点距離に被写体があった場合は素直に「諦める」。コレ結構重要。

3)構図
構図。レイアウト、とも言いますが・・・写真においてコレ超重要なのですけど、説明するのは非常に難しい!です。何がどう難しいのかを説明するのすら難しい。このテーマだけで本一冊ぐらい、普通に書ける内容です。実際そーゆう本、ありますしね。
まぁでも、こういう場合に初心者向けの、魔法の言葉が存在します(個人的には、ですけど)。
それは、

下手な鉄砲数撃ちゃ当たる。

よーするに、「沢山撮れ」以上。です。
角度や焦点距離を変えて、立ってみたり中腰になってみたり、屈んでみたりと「上下」の角度を変えつつ、一つの対象に対して30枚ぐらい撮ってしまうという荒業です。幸い、デジカメは現像とか考えなくても良いのでガッツンガッツン撮って問題なしです。
コレ、「設定」にも同じ事が言えます。露出を変えながら撮ってみるとか。

ワタシの場合、2時間程度のお出かけで普通に300枚ぐらいは撮ります。が、その中で「いいかな?」というのは30枚もないです。10%以下。そんなもんです。

慣れてきたら・・・「写真 構図」とかでググればアホほど出てくるんで、そーゆうのを参考にしましょう。

ちなみに、構図と「焦点距離」にはまぁまぁ深い関係があります。カメラやレンズによりますが、ざっくり、50~60mmぐらいの焦点距離が「人間が目で見たとき」と同じくらいの大きさや見え方になります。
それ以下は広角より、それ以上は望遠よりですが、どちらも端の方に行くと「歪み」が発生します。デジイチは大抵「自動歪み補正」がついてますけど、完全には補正できませんし、逆にまったく歪みがない絵は違和感を感じてしまいます。
また、同じモノを最終的に同じ大きさになるようにして撮影した時、望遠よりのレンズには「圧縮効果」というのが出ます。平たく言うと背景の見え方が違う。
ま、「そーゆうの」もあるという事を頭の片隅にいれつつ、いろいろ試して見るのがよいでしょう。

ちなみに、撮影した写真の保存場所は、個人的にはGooglePhotoがおすすめ。
細かな説明は割愛しますけど、無料・無制限でガバガバ保存できるので、パソコンを圧迫しません。

4)カメラの設定
本来コレがメインになるんでしょうけど、コレも長くなるので今回は盛大に割愛します。
ド初心者は、とりま「AUTO」または「P」モードで撮っとけ、以上です。(Nikonの場合)(Canonとかどーなってんのか知らんけど、似たようなのあるはず)(Pモードってなんやねん?というと「プログラムオート」モードの事です。詳しくはカメラのマニュアル見てください。Nikonの一眼レフには必ずあります、Pモード)

平たく言うと「カメラにお任せ」なんですけど、車で言うとMTじゃなくてATみたいなモンで。とはいえ、コレかなり侮れなくてヘタに弄るよりカメラ任せの方が良い写真撮れたりします。

んで、それとは別に最初に確認・設定しておいて欲しいのが画質と保存サイズ。

画質は、深く悩まずに一番イイやつで。FINE(ファイン)、スーパーファインあるならそっちで。

次、サイズ。画質ではなくて、保存される画像のサイズです。なんそれ、と思っても深く悩まなくてもよろしいです。。
・・・が、その前に。写真のデータは、ざっくり「RAW」「JPG(JPEG)」という形式がある、と思いねぇ。最近のヤツはほぼコレです。
RAW(ロウ)データは、フィルムで言うと「現像前」のネガみたいなモノで、生データと呼んだりもします。いろいろ出来るんですけど、クソ重いです。
JPGは「ジェイペグ」とか読みますが、まー普通の写真データだと思っておいて結構です。

んで、一眼レフにはメモリーカードを挿すところがありますが、中堅機以上になると「ダブルスロット」といって、二枚挿し出来たりします。
ダブルスロットの場合、片方にはRAW、片方にはJPGを保存する・・・という事ができますんで、ソレがお薦めです。
一枚しか挿すところがない機種の場合、あえてRAWデータを保存したい、というケース以外はJPGのみでOKです。(一枚のメモリーカードに、同時にRAWとJPGを保存出来たりしますが)
ちな、RAWデータは先にも書いたとおりクソ重いですし、開いて加工するにも専用のソフトやPhotoshopが必要なので、初心者さんには敷居が高いです。

・・・さて、ようやっと「画像サイズ」の話に戻りますが、Nikonは大抵、L・M・Sの3サイズ。
D5(FX(36×24)1.0×)の場合で、

5568×3712ピクセル(サイズL)
4176×2784ピクセル(サイズM)
2784×1856ピクセル(サイズS)

です。
印刷目的、屋外看板に使用しますとかそういった目的の場合はLが良いですが、その他の大抵の場合はMで十分です。
WEB・・・いわゆる「ホームページ」で使う場合とかでも、Mで問題なし。
GooglePhotoにアップするだけ、SNSでつかうだけレベルでしたら、Sでも問題ないくらいです。

上記はD5の場合で、
一番安いD3400の場合は

6000×4000ピクセル(サイズL)
4496×3000ピクセル(サイズM)
2992×2000ピクセル(サイズS)

となっていますね。単位が同じなので、D3400の方が単純に「でかい」画像なのですけど、繰り返しになりますがサイズ=画質ではありません。

「ピクセル」(アルファベット短縮表記ではpx)と言われてもピンとこないと思いますが

TVでよく言われる「フルHD」と言われるモノが、幅1920px 高1080pxです。
パソコンのモニターでも、ディスクトップですとフルHDは珍しくありませんし、
ノートPCやタブレットなどでもフルHDまたはそれ以上のサイズのものが普通にあります。

で、いわゆる「4K」というのがコレの倍。幅3840px 高2160pxです。

D5、D3400のどちらのMサイズでも、4Kを越える大きさです。
つまり、4Kテレビに繋いでテレビモニタで写真見たとしても、十分鑑賞に耐えることができる、という事ですね。
(Sサイズだとちょっと厳しい。Lだと1枚が重すぎる。なので、普通はMで良いのでは、というオチです)
(ちな、GooglePhotoは無料版だと、画像UPした時に勝手に圧縮されます。facebookとかのSNSもそうですね。正確なサイズは不明ですが、おおよそ幅2000px程度。iPhoneとかですと、まんまのサイズが保存されると言われています。なので、WEBオンリーならサイズSでも十分という事ですね)


がーっと書きましたが、ひとまずこんな所です。
カメラの設定については、次回以降でもう少し掘り下げていこうと思います。

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