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2016年11月5日土曜日

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II


AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

70-200mmの望遠ズーム。「大三元」望遠域にあたる一本です。

※いきなり余談ですが、NikonではF2.8通しの広角・標準・望遠の3レンズを「大三元」、F4通しの広角・標準・望遠の3レンズを「小三元」と俗称しています。(公式ではなく、ファンの間での通称、です)広角よりの一本はレンズが出っ張っていてフィルタつけられないタイプで、運用が難しいので持ってません。

チト前に最新型が発表、11月のいつごろかに発売のはずです。スペック上ではあまり目立った進化がないように思えますが。。。

旧型は、プロの間でも評価が高い(と言われてますが)名玉といわれる一本です。
なんですが、実に重量が1.5kg(レンズだけで)もあり、最短撮影距離も1.4m、
焦点距離の70-200mmというのも実は結構微妙な距離で、非常に運用どころがムツカシイ一本です。


ヨコから。三脚座に三脚装着。ちなみに、三脚座はアルカスイス互換です。
三脚座は取り外せます。
見ての通り、レンズ自体に三脚座がついていますが、手持ちで撮れる程度の重さです。長時間はシンドイですけど。

いきなりネガテイブな事ばかり書きましたが、ピンポイントな状況では飛び抜けた性能を発揮します。
基本的に「動きモノ」に強いレンズなので(F2.8と明るいですし)、D1ケタクラスの連射性能が高いカメラと組み合わせると、相当な破壊力です。破壊しませんけど。

動き回る子供やペットを(屋外で)撮るのは、たぶん最強のレンズでしょう。
おおよそ、2~10m程度までの距離感で、被写体が動くという状況・・・
運動会とか、電車、車・バイク・自転車などのレース、マラソンなど走ってる人とか・・・
ある程度近くまで寄れるなら、スポーツは全般的に「向いてる」レンズですね。
お遊戯会的なモノとか、何かのイベントとか、壇上のモノを撮るのにも良いと思います。

モノによっては三脚で固定、焦点距離や構図、ピント合わせて、あとは連射!とか最強です。ある意味、最も撮鉄向けのレンズじゃないでしょうか。

とはいえ、最大200mmなので、ホントの意味で遠方はダメです。
車(レース)とかでも国際サーキットクラスだと全然遠いですし、飛行機とか、鳥も結構厳しいです。スポーツでも競技場客席から見るような距離(野球、サッカー、陸上などなど)だと全般的に遠い。
逆に屋内だと「近すぎて撮れない」という事態が発生します。
水族館のイルカショーとかだと、今度は遠い。

距離感がホント、難しいレンズです。

フードはバヨネットタイプ。ロックついてますので安心。形状がカッチョええ
レンズ横のロックを緩めると、「レンズ」を回せます。つまり、カメラをタテにする事ができます。
スイッチ類。A/M、焦点距離、VR、VRの効き(モード)の4種類。

良いレンズである事は間違いありません。
写りはキレイですし。所有欲も満たされますし。対外的にもハッタリが効きますw

200mm時
70mm時
あと、インナーズームです。上2つの写真の通り、焦点距離を変えても全長が変化しません。インナーズームさいこー。格好ええなぁ。
24-70mmも、長くでも良いのでインナーズームだったらいいのに。


といった感じで、しつこいようですが運用しどころがすげー難しく、家で留守番している時間のほうが長いです。
重いので山には持っていけません。三脚使う場合、重量あるので自由雲台は結構厳しい。トラベル三脚も結構厳しい。というワガママなコです。
車で移動するときは大型三脚、それ以外は手持ち、がスタンダードな運用方法でしょうか。
(カメラをタテにできるのは、自由雲台いらずで便利ですが・・・あんま使いませんw)


ウチの場合、最も活躍するのはペット撮る時です。ドックランとか。
他は、イベント系のナニカの撮影を頼まれたとき。お祭りとか、割と距離感合います。
もうちょい、稼働率あげたいんですけどねー。

200mm。我が家から「琵琶湖花火大会」が見れるんですけど、意表をついてええぐらいの距離感です。
200mm。ああ、ウチのコ可愛すぎるわ・・・。

なんか70mmのコレってのがないですね;




左が旧型、右が新型です。

Nikon公式ページ AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

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