広告01

2016年12月4日日曜日

スピードライト(外付けフラッシュ)


スピードライト、いわゆる「フラッシュ」ですが。
D1桁機にはフラッシュが内蔵されていません。
そもそも、デジイチといえども内蔵フラッシュは貧弱で、使えないというのが一点。
また、「真正面」にしか発光できないという弱点もあります。

なので、D4sだと必然的に外付けフラッシュに頼ることになります。

普通に、カメラ本体の上に付けても良いのですが・・・一灯だとちょっと頼りない。横方向から光を当てたい。多灯撮影したい。
とかなると、「コマンダー」が必要になってきます。
スピードライトそのものもコマンダーになりえるのですが(内蔵フラッシュもコマンダーになります)コマンダー専用の、自身は発光しないフラッシュもどき、なアイテムがありまして、それが写真中央の「SU-800」です。

付けるとこんな感じ
後ろはこんなん

SU-800は電池式。専用電池で「CR123A」という型の電池なら合います。
案外安いですし、充電式のもあります。
そんなに多様しませんし、まだコレ一本目で随分持ってますけどね・・・。
メインのスピードライトは純正「SB-700」です。
スピードライトの性能は正直よーわからんので、最高級品である必要性はないだろ、と勝手に判断。その後、上位機種が出ましたし、今度また新しいのも発売されるっぽいですね。

多灯撮影したい、と思ったのですが純正品は高い!ので、サードパーティのやっすいスピードライトを2つ。「NEEWR」とかいう・・・一灯3000円?まったく同じやつを2つ。
が、コレ、全然普通に使えます。
これらのスピードライト、「首」が回るのですけど(正面体?部分の赤っぽいところがセンサーなので、コマンダーからセンサーが隠れると発光しない。なので、センサー位置を調整するためにも、「首」が回る)どっちだったか一方向にしか回らないので、設置位置によってはうまく配置できないという弱点があります。
(SB-700は一応360度回る)
が、気になるのはその程度で、なんかもう、全然普通です。びっくりですわ。

これらスピードライトは全部、単3電池4本が電源です。
充電式単3電池(エネループとか)で全然OK。3灯12本なので、ちょうど12本同時充電できる充電器があったので、それ使ってます。
フル充電しておけば、まーまー持ちます。2~3時間のロケなら平気かな。丸一日、ライト使いまくりだと流石に持たんと思うけど。


使い方的には、細かな設定はイロイロあるのでしょうけど、
左上のスイッチを「TTL」、
右下のメインスイッチを「REMOTE」にするだけ。

コチラは電源ONにして、
MODEボタン押してS1にするだけ。
プラスマイナスボタンで光量を変更できます。

SU-800は電源入れるだけ(本体に取り付けないとダメですが)

だけ・・・なのですが、何かコレ結構難しく、スイッチを入れる順番によっては思ったように光ってくれません;



なのでまぁ、こんな感じでテスト撮影。
3灯ともキチンと点灯してますね。


ナナメ後ろからが基本らしいので、左右ナナメ後ろ。
あとヨコから当ててみました。
ちょっと「顔」が暗いかな?


ヨコからでなく、右前から。
まぁまぁイケてますかね。
あ、スピードライトは「わざと映り込むように」してますし、
ライトの光量は弱めにしてますよん。


最後にバウンス。
写ってませんが、左前にレフ板当ててます。キレイに光当たってますかね。


 
Nikon公式サイト スピードライトSB-700

Nikon公式サイト ワイヤレススピードライトコマンダーSU-800

2016年11月28日月曜日

初心者向け・カメラ設定と「こうやって撮影しろ!」の巻 「(A)絞り優先モード」編


最初はPモードで撮影しろ、と書いてましたが、デジイチでの撮影に慣れてきた人の多くが最もよく使っているのが「A」モード。
「絞り優先」モードです。

カメラの設定には幾つかのポイントがあります。

・フォーカス
・絞り
・シャッター速度
・露出
・ISO
・ホワイトバランス

「モード設定」はP、A、S、Mモードがあります。
Pモードは平たく言うとおまかせ、
Mモードは全部マニュアル設定モードです。

Aモードは「絞り優先モード」で、
Sモードが「シャッター速度優先モード」です。

Sモードはあんまり使いどころがなく、シャッター速度を自由に設定したい場合はワタシはMモードにします。Pモードはほぼ使っていません。
ということで、基本はAモードです。


「絞り」は、「F値」という数値で示されます。
性能はカメラ本体ではなくレンズに依存しており、
数値を小さくする方を「開放」、
数値を大きくする方を「絞る」と表現します。

F値が「小さい」ほど、明るく撮れるレンズで、ざっくり高級なレンズ(お値段的に)と言えます。
ただし、望遠よりになればなるほど、F値の最小値はどうしても「大きく」なります。F値だけでレンズの価値は測れませんが、焦点距離が同じなら目安にはなるかと思います。

F値最小値はF5.6辺りが並、F4はやや明るく、F2.8はズームレンズとしてはかなり明るい。
F1桁台(F1.8とかF1.4とか)は、焦点距離短めの単焦点がほとんどです。
少なくとも、ニコンで新品で買えるレンズの中で、F1桁台のレンズはすべて単焦点です。(ズームレンズの最高値はF2.8)
レンズの「名前」には、焦点距離とともに最小のF値が書いてあるのがお約束です。

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II

こんな感じなので、このレンズのF値は「F2.8」が最小ですね。
あと、レンズによっては

AF-S VR Zoom-Nikkor 70-300mm f/4.5-5.6G IF-ED

みたいなのがあります。
これは、焦点距離70mmではF4.5が最小ですが、
300mmではF5.6が最小です、という意味。
焦点距離によってF値の最小値が変わるワケです。(割とよくあります)

コレは単純に、焦点距離が長いほど小さいF値(つまり明るく)を保つのが難しいからです。
70-200mm F2.8 のように、焦点距離がいずれでもF値の最小値が変わらないレンズを「F~通し」とか呼んだりしますが、通しのレンズは高性能の証だったりもします。

で、F値を小さめか大きめか、どちらにすれば良いのか?
と言われるとケースバイケースなので、撮りたい写真のイメージによって変える、つまりAモードが有効なんですよーという話なワケです。


F値が小さい場合の特徴
・明るく撮れる→シャッター速度が相対的に速くなるので、ブレにくくなる
・反面、わざとシャッター速度を遅くしたい場合には向かない
・焦点範囲が狭い→背景をボカしたりしやすい
・反面、ピントがシビア

AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G F1.4
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G F2
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G F2.8


F値が大きい場合の特徴
・暗く撮れる→シャッター速度が相対的には遅くなるので、ブレやすくなる
・明るい場所でも画面が白飛びしにくくなる
・焦点範囲が広い→シャープな絵を撮りやすい
・F値上げすぎると画質が荒くなる

AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G F5.6
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G F8
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G F14



最終的には使用レンズやカメラ、焦点距離とかその他の設定によって「絶対的にそう」というワケではありませんが、おおよそ以下のようなシーンではF値を小さく・大きくみたいなのに分けてみました。


F値が小さいほうが良い場合
・人物撮影(一人だけ)
・植物(花とか)
・小物の撮影

F値が真ん中くらいが良い場合
・複数人撮影(横並びで~4、5人まで)
・動体撮影(子供やペットなど)
・室内の様子を紹介する場合
F値が大きい方が良い場合
・集合写真(何列かに別れるケース)
・風景写真(広い場所を撮るとき)
・人物と背景と同時に撮りたい場合

ちなみに、レンズによって最小値が違うので、「小さい方」というのはいくつくらい?というと違ってくるのですが、
F4以下が「小さい」
F5.6が真ん中あたり、
F8以上だと「絞ってる」イメージです。
最大値は人による・カメラによりますが、私的にはF14ぐらいでしょうか。

50mm F2.8
50mm F5.6
50mm F8
50mm F14
70mm F2.8
70mm F5.6
70mm F8
70mm F14
24mm F2.8
24mm F5.6
24mm F8
24mm F14
※サンプルのレンズは「AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR」です。
※三脚で固定、同じ位置から撮影しています。リモートコード使用、ISOは100固定、ホワイトバランスAutoなので、シャッター速度は自動的に設定されています。
※サンプル見るとわかりますが、同じF値でも焦点距離によって後ろのボケ具合が変わってきます。
※サンプルはカメラと被写体の距離は同じですが、最終的にはレンズの焦点距離、被写体までの距離などで(ボケ具合は)変わってきます。


なれないうちは「数を撮る」のが基本と言った通り、F値をいろいろ弄って撮り比べ、どう変わるのかという場数を踏むしかありません。
慣れてくれば、「今この値ならこんな絵になるな」と想像つくようになってきます。

AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G F1.4
F1.4になると、僅かな奥行きでもボケが出ます。
ダンボーの左目にピントをあわせていますが、拡大すると右目はもうボケてきているのがわかります。
AFではピンを合わせるのは難しいレベルです。
AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G F14
奥のダンボー、F1.4ではボケボケでしたが、F14ではほとんどボケていません。
良いとか悪いとかではなく、「どういう画を狙うのか」というハナシですね。

2016年11月25日金曜日

日吉大社

滋賀県大津市・日吉大社。
2016年11月23日、祝日にプラッと行ってきました。
一応「紅葉」推しなのですが、、、正直、それほどでも・・・ない・・・です。
何年か前ですけど、京都の東福寺の方が「紅葉感」は凄かったですね。。。
まぁ、見どころは他にもありますし
山の上の方に三宮?があるようなので(今回は行きませんでしたが)暖かくなったらチャレンジしてみたいと思います。

「日吉三橋」のひとつ、コレは実際には渡れません。
切り株のコケがええ感じです。
真っ赤な紅葉は実際には少な目。「今年は」かもしれませんけど。
神戸モンキーズ劇場の人。日吉大社は猿が神の使いです。
コレはええ感じ。
3色のコントラスト。たぶんベストショット。
この日は大気がええ感じで、遠くまで見えました。
左側のポコッと出てる山は「三上山」ですね。通称「近江富士」。

2016年11月22日火曜日

Manfrotto トラベル三脚 アルミ 4段


山に行くときは基本三脚ナシなのですが、滝とかある場合は三脚ないと。
が、メインの三脚は重すぎる。
ということでManfrottoのトラベル三脚(小さく折りたためて、比較的軽量な旅行用三脚)を購入しました。色には特にコダワリがないのと、赤が安かったのでコレ。

カーボン制はお値段高いのでアルミ。トラベル三脚でありつつも、重量級カメラを支えられる最大荷重があり、自由雲台で、アルカスイス互換で、D4s+24-70mmを縦向きにして保持できる、
というワガママてんこ盛りにギリギリのセンで答えた一品。

とはいえ、正直「トラベル三脚」としては重い部類。
重量級カメラじゃないと需要ないと思う。

組み立てたらこんな感じ
一応、開脚して低めにしたらこんな感じ。
足を伸ばすとこげな感じ
4段を最大まで伸ばし、センターもめい一杯伸ばすと・・・かなりデカイ(高い)です。
カメラつけたらファインダーがワタシの目線より全然上(身長178)
175cmぐらいはあると思われ。
めいいっぱいでカメラつけるとこんなん。
コレで屋外はちょっと怖い。
縦向き。この時は足のポジションに注意。
センター底面はネジになってて外れます。
外すと、センターだけ引っこ抜けます。
で、足も一本は外れます。
この2つを合体させると・・・
一脚になります。・・・活用しどころはあんまないんですけどね。
足・底はこんな感じ。ゴム足ですね。
センター底はこんなん。
バネ状になってて引っ張り出せる。何かにひっかける事ができます。
リュックにつけたらこんな感じ。




完全に同じ(っぽい)やつが見当たりませんが、これがほぼ同じかと。